(仮称)大阪市文学センター・プレ事業について

概要
 このシンポジウムは、大阪市が現在設置を計画している「文学センター(仮称)」のプレ事業として企画しました。プレ事業は、文学センターが建築物として形をなす以前に、そこでなされるであろう様々なエッセンスを先取りしてご紹介し、幅広い市民の方々に文学一般について、大阪の文学のさまざまな側面について、そして文学センターの計画についても関心を持っていただくことを願って開催しています。また、このプレ事業を継続して行うことによって、文学センター開館後の活動を支援・協力していただける市民や有識者の方々のネットワークを広げたいと考えております。
 
 2000年度のご案内はこちらです。
 2001年度の事業については、いまのところ不明です。 20010531

 これまで次のような関連事業を行ってきました。

*肩書きは出演当時


1993年度:井原西鶴没後三百年記念の西鶴国際シンポジウム
  (ハワード・ヒベットさんの基調講演ほか)


1994年度:シンポジウム「都市の語り」tirasi image
  基調講演    講師 田中優子(法政大学教授)
  スライド上映 「近代大阪の都市と文学」
  パネルディスカッション   
コーディネーター
パネリスト
(五十音順)
河内厚郎(文芸・演劇評論家)
倉光弘己(神戸大学教授)
佐々木幹郎(詩人)
鈴木貞美(国際日本文化研究センター助教授)
堀江珠喜(大阪府立大学助教授)


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1995年度:シンポジウム「メディアと文学〜語りと映像の出会い〜」
  第一部 活動弁士による無声文芸映画の上演 「瀧の白糸」 /弁士 澤登 翠
  第二部 パネルディスカッション   
コーディネーター
パネリスト
(五十音順)
河内厚郎(文芸・演劇評論家)
小池康生(脚本家・エッセイスト)
澤登 翠(活動弁士)
橋爪紳也(京都精華大学助教授)


 
1996年度:シンポジウム「<場所>の誘惑」
  
第一部 講演 「なぜ小説を書くのか」 /講師  黒岩重吾(作家)
  第二部 パネルディスカッション 「<場所>の誘惑」
コーディネーター
パネリスト
(五十音順)
河内厚郎(文芸・演劇評論家)
有栖川有栖(推理小説作家)
かんべむさし(作家)
平中悠一(小説家)
村上知彦(評論家)



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1997年度:シンポジウム「文学の魅力を発掘する」
第一部 ゲスト・トーク 「アミュージアムとしての文学館」
ゲスト:梅棹忠夫 (国立民族学博物館顧問)
[聞き手:河内厚郎]
第二部 パネルディスカッション 「文学の魅力を発掘する」
コーディネーター
パネリスト
(五十音順)
河内厚郎(文化プロデューサー)
出原隆俊 (大阪大学文学部助教授)
坪内稔典 (俳人、京都教育大教授)
森下 直 (放送作家)


1998年度:映画とパネルディスカッション2000
「大阪の笑い・大阪の語り」-チャップリンVS上方落語・講談-

第一部 活動弁士によるチャップリンの無声映画「街の灯」 /弁士 澤登 翠
第二部 パネルディスカッション「大阪の笑い、大阪の語り」

コーディネーター
パネリスト
(五十音順)
河内厚郎(評論家・文化プロデューサー)
織田正吉 (作家)
桂小米朝 (落語家)
旭堂小南陵(講談師)

 *この年会場へお越しになった皆様には、当プレ事業事務局で作成しました
「大阪文学史年表」を配布いたしました。



1999年度:シンポジウム「私の好きな大阪の文学」〜大阪文学を語ろう〜 tirasi image

  •  パネルディスカッション「わたしの好きな大阪の文学」
    コーディネーター
    パネリスト
    (五十音順)
    河内厚郎(評論家、文化プロデューサー)
    多田 容子(作家)
    難波 利三(作家)
    本間  祐 (作家)
  •    司会・インタビュアー  毛利 聡子(キャスター)
  •   *後半は会場の皆さんもディスカッションに参加していただきました。
      申し込みハガキで「わたしの好きな大阪の文学」アンケートを実施。
      作家別ベスト3は織田作之助、田辺聖子、谷崎潤一郎さん。作品別では
      「夫婦善哉」、「細雪」、「曽根崎心中」でした。  go to TOP of this page


    2000年度(仮称)大阪市文学センター・プレ事業 シンポジウム

    「わたしの大阪文学散歩」

    法善寺横丁 住吉大社

    主催
     大阪市教育委員会
    日程
     平成13年(2001年) 2月3日(土)  午後1時30分〜4時30分(開場1時)
    場所
     大阪市立こども文化センター(大阪市西区北堀江4−2−9)
     地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」駅(7)号出口よりすぐ。
     駐車場がありませんので車での来場はご遠慮ください。
    内容
    第1部 講演「わたしの大阪文学地図」
      講師 藤本 義一(作家、脚本家)

      大阪ゆかりの作家・藤本義一さんに、ご自身の大阪文学とまちへの思いを語っていただく
      楽しい講演会です。
    第2部 パネルディスカッション「わたしの大阪文学散歩」
    コーディネーター
    パネリスト
    (五十音順)
    河内厚郎(評論家、文化プロデューサー)
    寺田 操 (詩人・コラムニスト)
    藤本 義一(作家・脚本家)
    桝井 寿郎(作家・梅花短期大学教授)
    吉川 幸作(サンケイリビングカルチャー倶楽部 <かんさい歴史・文学散歩>講師)

    それぞれの大阪のまちと文学への思い、文学散歩をめぐる話題とともに、皆さんから応募していただいた「文学散歩コース」について語り合い、各賞を選んで表彰します。
      (「何賞」が出るかは当日のお楽しみです。)

    応募ならびに参加者募集について
     「わたしの文学散歩コース」応募は、半日ほどで回れる大阪の文学散歩コースを企画し、
    A4版用紙1枚に(1)散歩コースの名称、(2)趣旨、(3)順路とそれぞれの場所を選んだ理由、
    (4)住所、氏名、年齢、電話番号 を明記し、封筒に「文学散歩コース応募」と明記の上、
    大阪市教育委員会あてお送りください。入賞作6点をシンポジウム当日に公開審査し、パネ
    リストからグランプリ(図書券5万円分)1点、入賞者すべてに図書券1万円分を贈ります。
    締切は2001年1月12日(金曜日)必着のこと。
     シンポジウム参加ご希望の方は、別途、往復葉書に郵便番号、住所、氏名、年齢、電話
    番号をお書きの上、1月12日(必着)までに大阪市教育委員会宛で応募してください。入場
    は無料ですが、多数の場合は抽選となります(300名入場可)。
    応募ならびに問い合わせ先;
    〒530-8201 大阪市北区中之島1―3―20 大阪市教育委員会社会教育課
    文学センターシンポジウム係(電話06-6208-9146)


    (このシンポジウムは、当(株)シィー・ディー・アイが、大阪市教育委員会から事業委託を受けて企画・運営業務を担当しております。)

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