2000-2001年度に(財)ユネスコ・アジア文化センター文化遺産保護協力事務所による データベース整備を行った。 2000年度は、アジア・太平洋地域の24カ国における文化遺産の保護に関わる組織・機関に対して、 電子メール・ファクシミリ・郵送によって調査票を送付し、 その機関の概要と、それらが実施している研修プログラム・人材育成について 照会をおこなった。 ファイルメーカーPROによって作業用データベースを構築し、 そこからファクシミリや電子メールを直接送信、 メールなどによる回答をチェックしながらデータベースに格納するシステムとした。 公開用データベースは、CDR などによる配布を想定し、Javascript による ウェブデータベースとした。各関係機関との人的ネットワーク構築を重要課題と位置づけ、 各機関との関係構築をおこなうとともに、担当者から修正・追加のデータを ウェブ上から送信する機能を備えた。 同時に、前年度に製作されていた世界遺産サイトに関するウェブページを 再監修・修正をおこない、同時に公開した。 2001年度は、国内の大学や研究機関など、アジア地域で遺産保護事業を行っている 研究者に対して、同様の調査をおこなうとともに、アジア地域から研修などを 受け入れている事業などについて、国際協力関連の組織を対象に調査した。 このシステムは、CGI をつかうとともに、関係者からのデータ更新・追加などが 簡便にできる機能を付加した。 いずれも日本語・英語による公開をおこなった。 (現在のデータベースとその運用はCDIは関与していない。) 文化財国際協力等推進会議による報告・提言等に、この成果が活用されている。 (20060515 槙田)
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