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舞台芸術総合センター(仮称)計画
事業趣旨



ワークショップ事業開催趣旨

ワークショップ事業開催趣旨

 大阪市では、世界の拠点劇場をめざした
舞台芸術総合センター(仮称)の計画をすすめております。そのプレ事業として、1995年に坂東玉三郎、セルマ・ホルトらによる国際シンポジウム、1996年は宮本亜門氏、野田秀樹氏によるワークショップ、1997年度は、デヴィッド・ルヴォー氏と劇団「遊気舎」「惑星ピスタチオ」によるワークショップを開催いたしました。
 舞台芸術総合センター(仮称)は、創造のための劇場となることをめざし、特にその基本的な性格のひとつとして、総合的で実践的な人材育成の役割をはたす「ユニバーシティ・シアター」となることを重視しています。しかしながら、舞台芸術の人材育成には、様々な考え方や手法があり、今後、同センターの開館に向け、様々な実践を通じての準備をすすめる必要があります。
 また、舞台芸術総合センター(仮称)の場合には、既にある作品のための施設であるより、これからの舞台芸術を創造する場であることを重視したいと考えており、将来に舞台芸術総合センター(仮称)を活躍の場としていただける可能性に満ちた人たちに、開館前にも事業に参画していただき、ともに新たな時代の舞台芸術の創造の準備をすすめることを考えております。
 中でもワークショップは、人材育成の手法としてだけではなく、参加者と講師とが共に未知の舞台芸術を求め、発見していくための実験的な場として、新たな舞台芸術の創造にとっても重要かつ有効な手法であると考えております。
 「ワークショップ」は、近年様々な分野において実施されていますが、舞台芸術分野における「ワークショップ」とは、これまでの教わるだけの演劇教室とは違い、演劇を生で体験することにより、参加者全員がそれぞれ考えながら劇を創造する場として設定されます。たとえば、ドラマの一場面をダイナミックにするための言葉の使い方、ドラマを構成するうえでの説得力など、特定のテーマを決めて、講師をリーダー役としながらも、参加者全員が実技や議論を共有しながら、オープンな環境のなかで実践的な研修を行うものです。こうした試みは、新しい人材発掘の供給源・人材育成の手法としても注目されています。
 参加者は、21世紀の舞台芸術での活動をめざす方であれば、住所、年齢、国籍など参加資格は問わず、広く舞台芸術を志す人たちを対象としております。

宛先・お問合せ先

大阪市市民局文化振興課「ワークショップ」係
〒530-0005 大阪市北区中之島1-3-20
TEL. 06-208-9167

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