嗜好品文化研究会
嗜好品文化への招待
目次
第1章 生活史の中の味覚と嗜好
【1-1】味覚と嗜好──生活史から考える
【1-2】トマトと酒
【1-3】牛肉のすき焼きとバヤリースオレンジ
【1-4】そばと鮒寿司
【1-5】イスラムの豚肉、阪神大震災のおにぎり
【1-6】ヒラメの造りを「美味」に感じるようになるまで
【1-7】ワインのうま味に目覚めるまで
【1-8】どんな美味にも「飽きる」ことがある
【1-9】「慣れる」と食べ続けたくなる
第2章 現代日本社会における嗜好品
【2-1】コーヒーをめぐる思い出と「嗜好品」体験
【2-2】「嗜好品」は日本発の世界語「shikohin」になる
【2-3】緊張の緩和、出会いの媒介、インスピレーション
【2-4】嗜好品をめぐる経済観念の不思議とその経済的機能
【2-5】現代日本人の「嗜好品」イメージを探る
【2-6】現代日本人の「楽しみ財」と「嗜好品」
【2-7】「嗜好品」の楽しみから人間と社会の未来を考える
第3章 人類文明史における嗜好品
【3-1】アレクサンドロスと「スパイスロード」
【3-2】香辛料が開いた大航海時代と近代世界
【3-3】日本への「茶の到来」から「茶の湯」まで
【3-4】ひたすら美味を追求する中国の茶の文化